1. 英語(下線部和訳・内容説明)
📝 問題サンプル
【問題】次の英文の和訳として最も適切な日本語を答えなさい。
“The rapid advancement of artificial intelligence has led many to fear that machines will eventually replace human workers, only to realize that collaboration rather than competition is the key to future productivity.“
(下線部:only to realize… 以降)
❌ 受験生がつまずくポイント
- 「only to 不定詞」の誤訳:多くの受験生が「〜するためだけに」と目的で訳してしまい、「生産性の鍵が協働であると理解するためだけに〜」という不自然な日本語になります。
- 「only+ to 不定詞」=結果と頭に入れておきましょうね。
- 対比構造の無視:
rather than(〜というよりは)の前後(collaborationとcompetition)の対比を綺麗に日本語に落とし込めず、文脈がボヤけてしまいます。
💡 採点基準を意識した添削指導
- 「only to 不定詞」は「結果」を表す重要構文(「その結果、結局〜することになった」)です。
- 【合格レベルの解答例】
「……人間から仕事を奪うのではないかと多くの人に恐れを抱かせているが、結局のところ、将来の生産性の鍵を握るのは(機械との)競争ではなく協働であると気づくだけである。」
2. 数学(記述式のプロセス・場合分け)
📝 問題サンプル
【問題】\(a\) を実数の定数とする。次の二次関数の \(0 \leqq x \leqq 2\) における最大値を求めよ。
\(f(x)=-x^{2}+2ax+1\)
❌ 受験生がつまずくポイント
- 場合分けの境界線のミス:軸 \(x = a\) が動くため場合分けが必要ですが、「定義域の中央(\(x=1\))」を基準にすべきところを、定義域の端(\(x=0, 2\))で分けてしまうミスが多発します。
- 「=(イコール)」の付け忘れ:境界値(\(a < 1, a = 1, a > 1\) など)でイコールをどこにも含めない、あるいは重複して混乱する受験生が後を絶ちません。
💡 採点基準を意識した添削指導
- 記述式試験では、答えが合っていても「なぜその場合分けになるのか」のプロセスが論理的に書かれていなければ大幅に減点されます。
- 【合格レベルの展開】
- 軸 \(x = a\) が \(1\) より左にあるか、右にあるかで最大値をとる位置が変わることを、グラフの簡略図を用いて記述させる。
- ① \(a < 1\) のとき、② \(a \geqq 1\) のとき、と漏れなく重複なく場合分けを行う。
3. 古典(主語の特定・和歌の修辞)
📝 問題サンプル
【問題】次の文章の下線部「聞こし召して、いといたう泣き給ふ」の主語を明らかにしながら、現代語訳しなさい。
(前後の文脈:帝が愛する更衣を亡くし、周囲の者がその悲しみの様子を宮中に報告する場面)
「……(使いの者が)ありのままの有様を奏したてまつる。聞こし召して、いといたう泣き給ふ。」
❌ 受験生がつまずくポイント
- 主語の取り違え:古文は主語が省略されます。直前の「奏したてまつる(差し上げる:謙譲語)」の客体(=帝)が、次の動作の主語になるという敬語の規則(絶対敬語・最高敬敬語)を理解していないと、使いの者が泣いたと誤訳します。
- 最高敬語の無視:
聞こし召す(お聞きになる)や給ふ(〜なさる)が重なる「二重敬語(最高敬語)」の対象が「帝」や「院」に限られるという知識が抜けています。
💡 採点基準を意識した添削指導
- 記述模試の古文では、「誰が誰に対して敬意を払っているか」から主語を特定する記述力が求められます。
- 【合格レベルの解答例】
「(帝は使いの報告を)お聞きになって、たいそう激しくお泣きになる。」
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全統記述模試で「わかったつもり」を撃破する添削指導
多くの受験生が記述模試の後に口にする言葉。それは「答えの意味はわかるのに、自分の答案がなぜ減点されたのかわからない」です。
- 英語: 構文は合っているのに、日本語の表現力で減点されていませんか?
- 数学: 答えは合っているのに、場合分けの根拠不足で部分点しか貰えていませんか?
- 古文: 単語の意味は知っているのに、敬語からの主語特定を感覚でやっていませんか?
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